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無痛整体 恵比寿の森が考える「良いからだ」とは

「良いからだ」 ってなんでしょうね。みんなが憧れるスポーツ選手が頭に浮かぶ人もいますでしょうか。オリンピックで金メダルを取る選手など、たくさんのアスリート選手がいます。

 

 ここで、お話する「良いからだ」とは、そのような一流選手になれますよという内容ではありません。 一流選手の条件には、『柔軟性、パワー、感覚』などあらゆるところが優れていますね。しかし一流選手でもそうでない選手も体の基本構造は同じです。 左の骨格図のようになっています。そこへ神経や筋肉、内臓、血管、皮膚などの組織が構成されて人となります。

 いくつかの骨と骨が関節となって繋がり、筋肉や神経の働きによって体に運動がおこります。まずはこの筋肉、骨格の働きを理解することが重要だとおもいます。  アスリート選手でも一般の方でも、体にとって柔軟性は大事です。体の関節が正常に動かせられればより良い動きとなります。 すると、①痛みのないからだ ②疲労が出にくい体 ③怪我をしにくい体 ④パワーを発揮しやすい体 と変貌することでしょう。

 アスリート選手や指導者に気を付けてほしいのが、関節の動きを考えずにパワー系を鍛えることです。 関節が動きにくくなっているのに鍛えても疲労が蓄積しやすい体になり、身体の張りや痛みを伴うことになって、やがて怪我をしたり故障の多い体になってしまうことです。

背骨を動かさないスポーツは無い

― すべては 連動 している -

 人の体は運動するとき、瞬時に筋肉や神経の働きであらゆる関節に動きが生じます。「曲げる」「ひねる」などあらゆる動きです。中でもその軸となっている背骨の動きはとても重要です。

背骨が全身の動きにどのように関わっているのか

 図①をご覧ください。 走っている、または走り始めの動作に見えますね。 右足の太ももが上がり、右腕は伸ばして大きく振り上げて右脇は開き背骨が大きく捻じれています。

 ここでは腰骨(腰椎)は右足を上げる為に左回り(左回旋)、背中上部の骨(上部胸椎)は右回り(右回旋)することで、身体の上部と下部では『ねじり』が起こります。 胸部と腰部の背骨をねじる事により、足が上げやすくなる訳です。

 

 背骨がうまく動かないと、上半身の動きが下半身へ伝わりにくくなるので、スピードもつかないでしょう。

 

 背骨・骨盤・大腿骨と関節は繋がっていきます。 膝を上へ上げる時は背中の筋肉にも引っ張りが起こります。 背中の筋肉、お尻の筋肉、太もも周りの筋肉がどれか一つでも硬いともも上げに影響がでます。

 

 筋肉が疲れで硬くなり、その影響で関節の機能が低下している状態で「筋肉を鍛える」ことをしても関節はうまく動いてくれません。

 

 体が張ってしまい、うまく動かない時は背骨を調整してみるのも良いと思います。

​筋肉の機能低下(筋肉不足)ではなくて、関節がしっかり正常に動かせるのかしっかり確認しましょう。それには、ゆっくりしたストレッチや体操がおすすめです。​自分でわかりにくい時は、体のプロにみてもらうことをお勧めします。
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